ウハウハ高等学校/日本株の教室
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双日 2026年10月30日 四半期決算!

霞を食って、配当で暮らすのじゃ井松仙人/日本株の教室

朝のホームルーム

朝の教室です。三岡新入生(アベニーパファー)が、スマートフォンを片手に駆け込んできました。『先生、大変です。双日の決算が出たんですけど、数字が大きすぎて、どこから読めばいいか分かりません』

出席をとっていた村野教頭(エレファントノーズ)が、名簿をめくります。『三岡、出席。慌てる前に、発表の日時と対象の期間を確認するのが、決算の読み方の第一歩です』

日本株学科の井松先生(ハイギョ)も窓際で口を開きました。『決算は半年の通信簿じゃ。要点だけ拾えばよい』三岡は緊張でぷくっとふくらみました。『ひぇっ、それ、月いくらからですか?』

双日の中間決算
利益の伸びが売上を上回った

2768
中間決算
2027年3月期 第2四半期(2026年4〜9月)・IFRS
税引前利益 860億8,800万円 前年同期比+60.0%

1主要数字

項目実績前年同期比
収益1兆6,721億3,000万円+34.8%
税引前利益860億8,800万円+60.0%
四半期純利益635億8,800万円+40.4%

2数字で見る

304.5円1株当たり四半期純利益(EPS)
48.9%通期純利益計画1,300億円への進捗率

3予想と配当

通期計画純利益1,300億円を据え置き
配当中間90円・年間180円の予定
直近3か月最終利益333億円 前年同期比+37.9%

4ポイント

  • どの事業分野が利益を押し上げたか、短信のセグメント情報で確認します
  • 計画据え置きのため、上期の進み具合と下期の前提を照らし合わせます
ウハウハ高等学校

授業:双日の中間決算を読む

村野教頭が黒板の前に立ちました。『では授業です。双日が2026年10月30日に発表した、2027年3月期第2四半期(中間期)の決算短信〔IFRS〕です。要点は3つに絞ります』

要点1:収益は34.8%増、利益はさらに大きく伸びた

2026年4月から9月までの収益は1兆6,721億3,000万円で、前年同期比34.8%増でした。税引前利益は860億8,800万円で60.0%増、親会社に帰属する四半期純利益は635億8,800万円で40.4%増です。売上の伸びよりも利益の伸びのほうが大きいことが、この決算の特徴です。1株当たりの四半期純利益(EPS)は304.5円でした。

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三岡が小声で尋ねます。『売上より利益が伸びるのって、普通なんですか』村野教頭は答えました。『珍しいことではありません。大切なのは、伸びの大きさを数字で言えることです。税引前利益は60.0%増、収益は34.8%増。この差が、この決算の個性です』

要点2:直近3か月でも増益の流れが続いた

7月から9月までの直近3か月だけを見ても、最終利益は333億円で、前年同期比37.9%増でした。上期の前半だけでなく後半も増益が続いたことが分かります。どの事業分野が利益を押し上げたのかは、決算短信のセグメント情報で確認するのが読み方のコツです。商社の数字は資源価格や為替の影響を受けやすい点も、あわせて押さえておきましょう。

事業分野ごとの内訳は、短信のセグメント情報に載っています。全体の数字の次に分野別の数字を見ることで、どこが利益を押し上げたのかが確かめられます。

要点3:通期計画は据え置き、進捗率は48.9%

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通期の親会社帰属当期純利益の計画は1,300億円のままで、据え置かれました。上期実績の進捗率は48.9%です。配当は中間配当が1株90円、年間では180円の予定となっています。計画据え置きの決算では、上期の進み具合と下期の前提を短信で照らし合わせることが大切です。

なお、双日の短信はIFRSの形式で、日本基準とは表示される項目が異なります。税引前利益が利益の中心の行になる点も、読み方として押さえておきましょう。

井松先生が目を細めます。『霞を食って、配当で暮らすのじゃ。わしは数字の裏にある持続力を見る』村野教頭がすかさず返しました。『先生、霞では出席は取れません。感想ではなく数字で確認しましょう。うまい話のにおいは、だいたい分かります。だいたい』

授業の最後に、村野教頭が黒板を指しました。『売上、利益、計画。この3点を押さえれば、決算の骨格は読めます。理由の確認は、そのあと短信でするものです』三岡は大きく頷きました。

小テスト

では小テストです。双日の上期決算の読みとして正しいのはどれでしょう。A:収益の伸び率が一番大きかった。B:利益の伸び率が収益の伸び率を上回った。C:通期計画が上方修正された。

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答えはBです。税引前利益は60.0%増で、収益の34.8%増を上回りました。通期計画は据え置きです。

校長のひとこと

教室の隅では、シーラカンス校長が静かに眠っていました。目をうっすらと開けて、ひと言だけ残します。

『わしは4億年、売ったことがない。決算は半年ごとに出る。慌てず読めば、それでよい』

校長はまた静かに眠りにつきました。

上場制度や株価の公式情報は、日本取引所グループ(JPX)が公表しています。

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出典と確認日

  • TDnet適時開示『2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)』双日(2026年10月30日 12:30開示)
  • 確認日:2026年10月30日

この記事は学習用の情報で、投資の勧誘や助言ではありません。投資の判断はご自身でお願いします。先生や生徒の名前はフィクションで、実在の企業・団体・人物とは関係ありません。

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