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大和証券グループ本社 2026年10月30日 四半期決算!

霞を食って、配当で暮らすのじゃ井松仙人/日本株の教室

朝のホームルーム

朝の教室です。三岡新入生(アベニーパファー)が、首をかしげながら入ってきました。『先生、大和証券グループ本社の決算、利益が7割も増えたって本当ですか。証券会社の数字って、なんだか難しそうで』

村野教頭(エレファントノーズ)が出席をとりながら答えます。『三岡、出席。本当かどうかは、短信の数字で確かめるものです。まず期間と項目を確認しましょう』

日本株学科の井松先生(ハイギョ)も頷きました。『証券の決算は市況で揺れる。要点だけ拾えばよい』三岡は驚いてぷくっとふくらみました。『ひぇっ、それ、月いくらからですか?』

大和証券グループ本社の中間決算
経常利益は約7割増

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中間決算
2027年3月期 第2四半期(2026年4〜9月)・日本基準
経常利益 1,663億5,200万円 前年同期比+69.9%

1主要数字

項目実績前年同期比
経常利益1,663億5,200万円+69.9%
中間純利益1,078億4,600万円+36.6%

2数字で見る

+44.4%直近3か月の経常利益782億6,300万円の伸び
16.5%売上営業利益率(前年同期13.3%から上昇)

3予想と配当

通期予想証券会社の慣行として非開示
上期配当従来未定から1株39円の実施を発表
第1四半期経常利益が前年同期比で約2倍の滑り出し

4ポイント

  • 利益がどの収益源から来ているか、短信の内訳で確認します
  • 予想が非開示の会社は、四半期ごとの実績の積み上がりを見ます
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授業:大和証券グループ本社の中間決算を読む

村野教頭が黒板の前に立ちました。『では授業です。大和証券グループ本社が2026年10月30日に発表した、2027年3月期第2四半期(中間期)の決算短信〔日本基準〕です。要点は3つです』

要点1:経常利益は69.9%増の1,663億円

2026年4月から9月までの経常利益は1,663億5,200万円で、前年同期比69.9%増と大きく伸びました。親会社に帰属する中間純利益は1,078億4,600万円で、36.6%増です。第1四半期も経常利益が前年同期比で約2倍となる好調な滑り出しで、上期を通じて増益の流れが続きました。利益の伸びが目立つ決算です。

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三岡が尋ねます。『第1四半期も約2倍だったのに、上期全体でも7割増なんですか』村野教頭は答えました。『そのとおりです。第1四半期の勢いが第2四半期も続いた結果が、上期の69.9%増という数字です。単発ではなく、2つの四半期が積み上がった姿として読みます』

要点2:直近3か月も好調、利益率も上昇

7月から9月までの直近3か月では、経常利益が782億6,300万円で前年同期比44.4%増、純利益は514億3,200万円でした。また、売上営業利益率は13.3%から16.5%へ上昇しています。証券会社の収益は市況に左右されるため、利益が手数料やトレーディングなど、どの収益源から来ているかを短信の内訳で確かめることが大切です。

利益率の上昇も見逃せない変化です。売上営業利益率が13.3%から16.5%へ上がったことは、収益の量だけでなく、効率の面でも改善があったことを示しています。直近3か月の純利益514億3,200万円も、上期全体の半分近い大きさです。

要点3:通期予想は非開示、上期配当は39円を実施

証券会社の慣行として、通期の業績予想は開示されていません。一方、従来は未定としていた上期配当については、1株39円を実施することがあわせて発表されました。予想が出ていない会社では、四半期ごとの実績の積み上がりと、配当の発表をその都度確認する読み方になります。

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配当については、上期39円の実施が発表されました。証券会社は業績予想を出さない慣行のため、配当の発表そのものが、会社からの大切な情報になります。

井松先生がひげを揺らします。『霞を食って、配当で暮らすのじゃ。配当が出た事実は、通信簿の立派な1行じゃ』村野教頭が返しました。『先生、まず内訳の確認が先です。うまい話のにおいは、だいたい分かります。だいたい』

授業の最後に、村野教頭が言いました。『予想が出ていない会社は、実績の積み上がりを1つずつ見るしかありません。経常利益、純利益、配当。この3つの実績が今日の答えです』三岡は頷きました。

小テスト

では小テストです。大和証券グループ本社の上期の経常利益の伸びとして正しいのはどれでしょう。A:約2割増。B:約7割増。C:ほぼ横ばい。

答えはBです。経常利益は1,663億5,200万円で、前年同期比69.9%増でした。

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校長のひとこと

教室の隅では、シーラカンス校長が静かに眠っていました。目をうっすらと開けて、ひと言だけ残します。

『わしは4億年、売ったことがない。市況は移ろう。数字はその都度、確かめればよい』

校長はまた静かに眠りにつきました。

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出典と確認日

  • TDnet適時開示『2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)』大和証券グループ本社(2026年10月30日 11:30開示)
  • 確認日:2026年10月30日

この記事は学習用の情報で、投資の勧誘や助言ではありません。投資の判断はご自身でお願いします。先生や生徒の名前はフィクションで、実在の企業・団体・人物とは関係ありません。

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