ウハウハ高等学校/日本株の教室
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日本電気硝子 2026年10月30日 四半期決算!

霞を食って、配当で暮らすのじゃ井松仙人/日本株の教室

朝のホームルーム

朝の教室です。三岡新入生(アベニーパファー)が、印刷した決算短信をじっと見つめています。『先生、日本電気硝子の決算です。売上はほとんど変わっていないのに、利益が減っているんです。読み間違いですか』

出席をとっていた村野教頭(エレファントノーズ)が名簿を閉じました。『三岡、出席。読み間違いではありません。売上と利益は、別の行です。分けて読むのが決算の第一歩です』

日本株学科の井松先生(ハイギョ)が窓際で目を細めます。『減益の決算こそ、数字の並び方を見る練習になる』三岡は緊張でぷくっとふくらみました。『ひぇっ、それ、月いくらからですか?』

日本電気硝子の3Q決算
利益の減り方を読む

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第3四半期
2026年12月期 第3四半期累計(2026年1〜9月)・日本基準
経常利益 204億5,800万円 前年同期比-15.1%

1主要数字

項目 実績 前年同期比
売上高 2,324億5,800万円 +0.2%
営業利益 160億8,000万円 -33.9%
経常利益 204億5,800万円 -15.1%
純利益 96億8,000万円 -41.9%

2数字で見る

81.8%通期経常計画250億円への進捗率
41億6,000万円7-9月期の経常利益 前年同期比-57.9%

3計画と利益率

通期計画売上高3,000億円・経常利益250億円を据え置き
売上営業利益率直近3か月は前年同期の9.8%から6.2%に低下

4確かめる点

  • 売上と利益は別の行として読む
  • 累計と直近3か月の数字を分けて比べる
  • 据え置き計画の前提を短信本文で確認する
ウハウハ高等学校

授業:日本電気硝子の第3四半期決算を読む

村野教頭が黒板の前に立ちました。『では授業です。日本電気硝子が2026年10月30日に発表した、2026年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)です。期間は2026年1月から9月までの累計。要点は3つに絞ります』

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要点1:売上は横ばい、利益は2桁の減少

売上高は2,324億5,800万円で、前年同期比0.2%増とほぼ横ばいでした。一方で、営業利益は160億8,000万円で33.9%減、経常利益は204億5,800万円で15.1%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は96億8,000万円で41.9%減です。売上が保たれても、利益は大きく減ることがあります。この差が、この決算の中心です。

三岡が尋ねます。『売上が同じくらいなら、利益も同じくらいになるんじゃないんですか』村野教頭は答えました。『売上から費用を引いた残りが利益です。費用の増減があれば、売上横ばいでも利益は動きます。だから決算は、売上と利益を別々の行で確かめるのです』

前年同期の数字も並べておきます。売上高は2,320億9,400万円、営業利益は243億1,700万円、経常利益は240億9,200万円でした。売上はほぼ同じでも、営業利益は82億円あまり減っています。減益の決算は、前の期と並べて初めて大きさが分かります。

要点2:直近3か月は、累計より落ち込みが大きい

7月から9月までの直近3か月だけを見ると、経常利益は41億6,000万円で、前年同期比57.9%減でした。売上営業利益率は、前年同期の9.8%から6.2%に下がっています。9か月の累計では15.1%減でも、直近3か月では57.9%減です。累計の数字と直近3か月の数字を分けて読むと、勢いの違いが見えてきます。

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井松先生が口を開きます。『累計は過去の貯金、直近は今の体温じゃ。両方見てこそ読み手と言える』

要点3:通期計画は据え置き、経常の進捗率は81.8%

通期計画は、売上高3,000億円、営業利益200億円、経常利益250億円、純利益150億円のままで、据え置かれました。第3四半期までの経常利益の進捗率は81.8%です。進捗率が高い一方で、直近3か月の利益は落ち込んでいます。残り3か月に会社が置いている前提を、短信の本文で照らし合わせることが大切です。

村野教頭が黒板を指しました。『売上、利益、計画。据え置きの決算ほど、進捗率と直近の数字を並べて読むものです。うまい話のにおいは、だいたい分かります。だいたい』井松先生が頷きます。『霞を食って、配当で暮らすのじゃ。わしは進捗の裏側まで見る』三岡は大きく頷きました。

小テスト

では小テストです。日本電気硝子の第3四半期決算の読みとして正しいのはどれでしょう。A:売上高が41.9%減った。B:売上高は横ばいだったが、利益は大きく減った。C:通期計画が上方修正された。

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答えはBです。売上高は0.2%増とほぼ横ばいで、純利益が41.9%減りました。通期計画は据え置きです。

校長のひとこと

教室の隅では、シーラカンス校長が静かに眠っていました。目をうっすらと開けて、ひと言だけ残します。

『わしは4億年、売ったことがない。減った数字にも理由はある。理由は短信の中じゃ』

校長はまた静かに眠りにつきました。

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出典と確認日

  • TDnet適時開示『2026年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)』日本電気硝子(2026年10月30日 15:30開示)
  • 確認日:2026年10月31日

この記事は学習用の情報で、投資の勧誘や助言ではありません。投資の判断はご自身でお願いします。先生や生徒の名前はフィクションで、実在の企業・団体・人物とは関係ありません。

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