ウハウハ高等学校/日本株の教室
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NGK 2026年10月30日 四半期決算!

霞を食って、配当で暮らすのじゃ井松仙人/日本株の教室

朝のホームルーム

朝の教室です。三岡新入生(アベニーパファー)が、タブレットを抱えて駆け込んできました。『先生、NGKの決算です。純利益が2.5倍って書いてあるんですけど、そんなことあるんですか』

出席をとっていた村野教頭(エレファントノーズ)が頷きます。『三岡、出席。あります。ただし、倍率だけでなく金額と前の期の数字を並べて読むのが、決算の読み方です』

日本株学科の井松先生(ハイギョ)が口を開きました。『伸びた理由を短信で確かめるのが先じゃ』三岡は緊張でぷくっとふくらみました。『ひぇっ、それ、月いくらからですか?』

NGKの中間決算
純利益2.5倍と上方修正

5333
中間決算
2027年3月期 第2四半期(2026年4〜9月)・日本基準
経常利益 703億9,500万円 前年同期比+50.8%

1主要数字

項目 実績 前年同期比
売上高 3,713億円 +13.8%
営業利益 698億8,000万円 +43.5%
経常利益 703億9,500万円 +50.8%
純利益 608億円 +154.7%

2数字で見る

55.9%修正後の通期経常計画1,260億円への進捗率
126円年間配当 従来計画106円から増額

3予想と事業別

通期経常計画1,050億円から1,260億円へ20.0%上方修正
エネルギー&インダストリー前年同期の損失13億7,400万円から利益42億4,500万円に転換

4確かめる点

  • 利益の行ごとに伸び率の違いを見る
  • 事業別の損益の転換を短信で確認する
  • 上方修正後の計画と進捗率を並べる
ウハウハ高等学校

授業:NGKの中間決算を読む

村野教頭が黒板の前に立ちました。『では授業です。NGKが2026年10月30日に発表した、2027年3月期第2四半期(中間期)の決算短信〔日本基準〕(連結)です。期間は2026年4月から9月まで。要点は3つに絞ります』

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要点1:売上は13.8%増、純利益は154.7%増

売上高は3,713億円で、前年同期比13.8%増でした。営業利益は698億8,000万円で43.5%増、経常利益は703億9,500万円で50.8%増、親会社株主に帰属する中間純利益は608億円で154.7%増です。短信では、円安に加えて、デジタルソサエティ事業でのAI向け半導体需要の拡大や、エンバイロメント事業の堅調な需要が売上に寄与したと説明されています。純利益の伸びには、投資有価証券売却益の増加や税金費用の減少も重なりました。

三岡が尋ねます。『純利益だけ、どうしてこんなに伸びたんですか』村野教頭は答えました。『営業の利益に加えて、営業の外の要因が重なったためです。どの利益がどれだけ伸びたかを、行ごとに分けて読むことが大切です』

直近の7月から9月までの3か月でも、経常利益は366億円で、前年同期比64.5%増でした。売上営業利益率は、前年同期の15.6%から19.9%に上がっています。上期の後半も増益の勢いが続いていたことが、直近3か月の数字から確かめられます。

要点2:赤字だった事業が黒字に転じた

事業別では、エネルギー&インダストリー事業の損益が、前年同期の損失13億7,400万円から、利益42億4,500万円に転じました。売上は減っても、損益が赤字から黒字へ転じる事業があります。全体の合計だけでなく、事業ごとの損益を見ることで、決算の内側の変化が確かめられます。

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井松先生が目を細めます。『赤字の事業が息を吹き返す決算は、読みがいがあるのう』

要点3:通期計画を上方修正、配当は年間126円へ

通期の経常利益の計画は、従来の1,050億円から1,260億円へ、20.0%上方修正されました。売上高の計画は7,100億円、純利益の計画は820億円です。上期の経常利益の進捗率は、修正後の計画に対して55.9%になります。年間配当は従来計画の106円から126円に増額されました。前期の80円からも大きく増えています。

村野教頭が黒板を指しました。『実績、事業別、計画の修正。この3点を押さえれば、上方修正の決算の骨格は読めます。うまい話のにおいは、だいたい分かります。だいたい』井松先生が返します。『霞を食って、配当で暮らすのじゃ。増配は数字で確かめるものじゃ』三岡は大きく頷きました。

小テスト

では小テストです。NGKの中間決算の読みとして正しいのはどれでしょう。A:純利益は前年同期の約2.5倍になった。B:通期計画は据え置かれた。C:年間配当は減額された。

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答えはAです。純利益は154.7%増の608億円でした。通期計画は上方修正され、配当は増額されています。

校長のひとこと

教室の隅では、シーラカンス校長が静かに眠っていました。目をうっすらと開けて、ひと言だけ残します。

『わしは4億年、売ったことがない。倍になった数字ほど、前の数字と並べて読め』

校長はまた静かに眠りにつきました。

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出典と確認日

  • TDnet適時開示『2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)』NGK(2026年10月30日 15:40開示)
  • 確認日:2026年10月31日

この記事は学習用の情報で、投資の勧誘や助言ではありません。投資の判断はご自身でお願いします。先生や生徒の名前はフィクションで、実在の企業・団体・人物とは関係ありません。

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