ウハウハ高等学校/日本株の教室
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日本航空 2026年11月2日 四半期決算!

霞を食って、配当で暮らすのじゃ井松仙人/日本株の教室

朝のホームルーム

朝の教室です。三岡新入生(アベニーパファー)が、窓の外の飛行機雲を見ながら入ってきました。「先生、日本航空、JALの決算は売上が過去最高なのに、利益が4割も減ったそうです。どうして両方いっぺんに起きるんですか」

村野教頭(エレファントノーズ)が出席をとります。「三岡、出席。売上と利益は別の数字です。費用の側を見れば、理由の入口が見えてきます。今日はその違いを、数字で確かめていきます」

井松仙人(ハイギョ)が言いました。「霞を食って、配当で暮らすのじゃ。空の会社は油の値段に弱いのう」三岡はぷくっ(ふくらみ1回)とふくらみました。「ひぇっ、それ、月いくらからですか?」

三岡新入生「ひぇっ、それ、月いくらからですか?」

日本航空の中間決算
売上最高でも純利益は42.3%減

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中間決算
2027年3月期 第2四半期(2026年4〜9月)・IFRS
売上収益 1兆989億円 前年同期比+11.7%

1主要数字

項目 実績 前年同期比
売上収益 1兆989億円 +11.7%
EBIT 701億円 -36.0%
純利益 390億6,600万円 -42.3%

2数字で見る

+47.4%燃油費2,856億円の増加率
1兆382億円営業費用の合計(16.5%増)

3収入と予想

国際線収入5,344億円で20.6%増
国内線収入3,374億円で5.8%増
通期予想売上2兆950億円・純利益1,100億円を据え置き

4読み方のポイント

  • 増収でも費用が上回れば減益になることを確認します
  • 通期予想への進み具合は35.5%でした
ウハウハ高等学校

授業:日本航空の中間決算を読む

村野教頭が黒板の前に立ちました。「日本航空(JAL)が2026年11月2日に発表した、2027年3月期第2四半期(中間期)の決算短信〔IFRS〕です。要点は3つです」

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要点1:売上収益は11.7%増の1兆989億円で過去最高

2026年4月から9月までの売上収益は1兆989億円で、前年同期比11.7%増でした。4月から9月の期間として、再上場以来の最高と報じられました。国際線の収入は5344億円で20.6%増、国内線の収入は3374億円で5.8%増です。教頭は言います。「うまい話のにおいは、だいたい分かります。だいたい。増収の決算ほど、費用も一緒に開けます」

村野教頭「うまい話のにおいは、だいたい分かります。だいたい。増収の決算ほど、費用も一緒に開けます」

要点2:燃油費が47.4%増え、EBITは36.0%減の701億円

利益の側は対照的でした。EBIT(財務・法人所得税前利益)は701億円で36.0%減、税引前利益は633億6700万円で38.4%減、純利益は390億6600万円で42.3%減です。営業費用は1兆382億円で16.5%増え、そのうち燃油費は2856億円で47.4%増と大きく膨らみました。円安と燃油価格の上昇が、増収の効果を上回った形です。

要点3:通期予想は据え置き、純利益1,100億円の見込み

会社は通期の予想を据え置きました。売上収益は2兆950億円、EBITは1800億円、純利益は1100億円の見込みです。上期の純利益は390億円で、通期見込みに対する進み具合は35.5%と、過去の平均より低めでした。下期にどこまで取り戻せるかが、次の決算で確かめる点になります。予想は会社の見立てであり、確定した数字ではないことも押さえておきます。

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数字で試してみよう

金額と年数を入れるだけで、この先の目安が出ます。

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井松仙人が横から口を挟みました。「空の便は、油の値段と為替で費用が大きく動く。売上だけ見て喜ぶと、こういう決算で驚くことになるぞ」三岡がメモを取りました。「国際線の収入は2割増えているのに、燃油費の増え方がそれより大きかった、ということですね」教頭が頷きます。「そのとおりです。増収減益という言葉は、売上と利益を分けて読む練習にちょうどよい題材です。収入の内訳、費用の内訳、そして通期予想を据え置いた理由の説明まで、短信の中でつなげて読むのが順番です」

三岡が最後に尋ねました。「先生、通期の予想を据え置いたのは、自信があるということですか」教頭は首を振りました。「据え置きは据え置きとだけ読みます。理由の説明は短信と説明資料で確かめ、下期の実績が出るまでは、予想は予想として扱います」三岡は頷いて、ノートに大きく「予想と実績は別」と書きました。

小テスト

問題です。JALの中間決算で、47.4%増と大きく増えた費用はどれでしょう。A:人件費、B:燃油費、C:機体の修理費。答えはBです。燃油費は2856億円に増え、売上収益が過去最高でも利益が減る、増収減益の決算になりました。

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校長のひとこと

シーラカンス校長は授業の間、静かに寝ていました。最後に目を開けて言いました。「売上が伸びても、費用が先に飛べば利益は残らん。わしは4億年、売ったことがない」教室の全員が、その一言をノートに写しました。そして校長は、また静かに目を閉じました。

シーラカンス校長「売上が伸びても、費用が先に飛べば利益は残らん。わしは4億年、売ったことがない」

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合わせて読みたい

出典と確認日

  • TDnet適時開示:日本航空 2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(2026年11月2日発表)
  • 株探決算速報およびロイターの報道で主要数字を照合
  • 確認日:2026年11月2日

この記事は学習用の情報で、投資の勧誘や助言ではありません。投資の判断はご自身でお願いします。先生や生徒の名前はフィクションで、実在の企業・団体・人物とは関係ありません。

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