ウハウハ高等学校/日本株の教室
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ミスミグループ本社 2026年10月30日 四半期決算!

霞を食って、配当で暮らすのじゃ井松仙人/日本株の教室

朝のホームルーム

朝の教室です。三岡新入生(アベニーパファー)が、決算短信の印刷を手に、目を丸くして入ってきました。『先生、ミスミグループ本社の決算です。営業利益が9割増って、どういうことですか』

出席をとっていた村野教頭(エレファントノーズ)が答えます。『三岡、出席。売上より利益が大きく伸びた決算です。伸び率の違いにこそ、中身が表れます』

日本株学科の井松先生(ハイギョ)が頷きました。『工場の部品を届ける会社の数字じゃ』三岡は緊張でぷくっとふくらみました。『ひぇっ、それ、月いくらからですか?』

ミスミグループ本社の中間決算
営業利益9割増と上方修正

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中間決算
2027年3月期 第2四半期(2026年4〜9月)・日本基準
経常利益 370億5,800万円 前年同期比+82.2%

1主要数字

項目 実績 前年同期比
売上高 2,736億600万円 +32.9%
営業利益 371億3,200万円 +89.8%
経常利益 370億5,800万円 +82.2%
純利益 250億3,700万円 +78.9%

2数字で見る

13.6%売上営業利益率 前年同期の9.5%から改善
47.6%修正後の通期経常計画778億円への進捗率

3予想と配当

通期経常計画673億円から778億円へ15.6%上方修正
年間配当59.45円から70.34円へ増額

4確かめる点

  • 利益の行ごとに伸び率の違いを見る
  • 3つの事業すべての利益の伸びを短信で確認する
  • 上方修正後の計画と進捗率を並べる
ウハウハ高等学校

授業:ミスミグループ本社の中間決算を読む

村野教頭が黒板の前に立ちました。『では授業です。ミスミグループ本社が2026年10月30日に発表した、2027年3月期第2四半期(中間期)の決算短信〔日本基準〕(連結)です。期間は2026年4月から9月まで。要点は3つに絞ります』

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要点1:売上は32.9%増、営業利益は89.8%増

売上高は2,736億600万円で、前年同期比32.9%増でした。営業利益は371億3,200万円で89.8%増、経常利益は370億5,800万円で82.2%増、親会社株主に帰属する中間純利益は250億3,700万円で78.9%増です。売上営業利益率は、前年同期の9.5%から13.6%に上がりました。会社の説明資料では、売上高と営業利益は四半期・半期ともに過去最高を更新したとされています。

三岡が尋ねます。『どうして利益の伸びが、売上の伸びより大きいんですか』村野教頭は答えました。『売上が増えた分だけ費用が増えたわけではないためです。短信では、AI関連投資を背景としたデータセンターや半導体関連の需要に加え、自動車関連の一部で需要の持ち直しを取り込んだと説明されています』

直近の7月から9月までの3か月でも、経常利益は192億円で、前年同期比91.0%増でした。上期の後半も増益の勢いが続いていたことが、直近3か月の数字から確かめられます。

要点2:3つの事業すべてで利益が伸びた

事業別では、FA事業の売上高が1,092億4,600万円で50.2%増、営業利益は190億1,400万円で135.5%増でした。短信では、設備投資需要やデータセンター関連需要の取り込みに加え、デジタルモデル施策が業績を牽引したと説明されています。金型部品事業のセグメント利益は41億7,700万円から56億900万円へ、VONA事業のセグメント利益は73億700万円から125億円へ増えました。

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井松先生が目を細めます。『主力だけではない。全事業で伸びた決算は、土台が広いのう』

要点3:通期計画を上方修正、配当は年間70.34円へ

通期の経常利益の計画は、従来の673億円から778億円へ、15.6%上方修正されました。売上高の計画は5,650億円、営業利益は780億円、純利益の計画は524億円です。経常利益の予想は、5期ぶりの過去最高益の見通しをさらに上乗せする形になりました。上期の経常利益の進捗率は、修正後の計画に対して47.6%です。年間配当は従来計画の59.45円から70.34円に増額されました。

村野教頭が黒板を指しました。『実績、事業別、計画の修正。この3点を押さえれば、上方修正の決算の骨格は読めます。うまい話のにおいは、だいたい分かります。だいたい』井松先生が返します。『霞を食って、配当で暮らすのじゃ。増配は数字で確かめるものじゃ』三岡は大きく頷きました。

小テスト

では小テストです。ミスミグループ本社の中間決算の読みとして正しいのはどれでしょう。A:経常利益は前年同期比82.2%増の370億5,800万円だった。B:通期計画は下方修正された。C:年間配当は減額された。

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答えはAです。経常利益は370億5,800万円でした。通期計画は上方修正され、配当は増額されています。

校長のひとこと

教室の隅では、シーラカンス校長が静かに眠っていました。目をうっすらと開けて、ひと言だけ残します。

『わしは4億年、売ったことがない。伸びた数字ほど、どの事業で伸びたかまで読め』

校長はまた静かに眠りにつきました。

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出典と確認日

  • TDnet適時開示『2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)』ミスミグループ本社(2026年10月30日 15:00開示)
  • 確認日:2026年10月31日

この記事は学習用の情報で、投資の勧誘や助言ではありません。投資の判断はご自身でお願いします。先生や生徒の名前はフィクションで、実在の企業・団体・人物とは関係ありません。

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